【毎月やること編】飲食店オーナーが一人で確定申告する方法
タミナト税理士タミナト税理士

「飲食店オーナーが自分で確定申告をやる方法を説明していきます。
今回は毎月やること編です。」

こんな疑問ありませんか?
  • 確定申告を自分でやりたい
記事の内容。
  • ステップ1 1か月分の毎日の売上レシートを用意して入力する
  • ステップ2 1か月分の現金出納帳を入力する
  • ステップ3 通帳から明細を入力する
  • ステップ4 クレジットカード明細からクレジットカードでの経費支払いを入力する

毎月やること編

1か月の営業が終わったら、翌月の早い段階で経理処理の日をとりましょう。

たとえば、翌月5日に経理の日にするなどルールを決めて、領収書をためないようにしましょう。

ステップ1 1か月分の毎日の売上レシートを用意して入力する

毎月やることの第1ステップは売上レシートの入力です。

入力は選んだ会計ソフトごとに行えばいいです。

売上レシートからの入力で注意することは1つ!

必ず、8%の売上と10%の売上を分けるようにしてください!

軽減税率が始まって一番経理が大変になったのが飲食店だと思います。

テイクアウトは8%の売上で入力し、店内飲食は10%の売上で入力しないと、確定申告の時の消費税の計算を間違ってしまいます。

なので、8%の売上と10%の売上を分けるようにしてください。

日付 借方科目 取引相手 金額 貸方科目 内容 税率 金額
7/1 事業主貸 1万 売上 8% 1万
7/1 事業主貸 2万 売上 10% 2万

ステップ2 現金出納帳を入力する

ステップ2では現金出納帳の入力をします。

現金出納帳を入力する時も1つだけ注意が必要です。

どんな注意が必要かというと、現金売上を売上として入力しないことです。

「え?何言ってるんだ?」って思うのは当然です。

ちゃんと理由はあります。

現金売上を売上として入力しない理由は、ステップ1ですでに売上を入力しているからです。

ステップ1で毎日の売上を入力しているのに、ステップ2でもう1回売上を入力すると、

2重に売上が計上されて、税金を多く支払うことになってしまいます。

なので、現金売上は売上と入力しないで「事業主貸」という勘定を使ってください

取引①現金売上を30,000円した。
取引②材料を5,000円Aスーパーで仕入れた。

日付 借方科目 取引相手 内容 金額 貸方科目 金額
7/1 現金 現金売上 3万 事業主貸 3万
7/1 仕入 Aスーパー 材料代 5千 現金 5千

ステップ3 通帳から明細を入力する

ステップ3は通帳からの入力です。

1か月の営業が終わったら、通帳の残高記帳をしてください。

そして、通帳の明細の内容を会計ソフトに入力していきます。

通帳の明細から入力することで、現金手渡じゃない経費もしっかりモレなく拾えます。

具体的な仕訳例

①B酒屋に振込で30,000円支払いをした。

日付 借方科目 取引相手 内容 金額 貸方科目 金額
7/1 仕入 B酒屋 お酒代 3万 預金 3万

②C大家に家賃が50,000円引き落とされた

日付 借方科目 取引相手 内容 金額 貸方科目 金額
7/1 地代家賃 C大家 店舗家賃 5万 預金 5万

③Dクレジットカード会社から売上が80,000円入金された。

(通帳への売上の入金の場合も、事業主貸勘定を使います。
理由は、ステップ1で売上の入力は完了しているからです。)

日付 借方科目 取引相手 内容 金額 貸方科目 金額
7/1 預金 Dクレジットカード会社 クレジットカード売上 8万 事業主貸 8万

ステップ4 クレジットカード明細から入力する

スーパーでの支払いをクレジットカードで行っているお店もありますよね。

クレジットカードで支払っている経費はクレジットカード明細から入力します。

クレジットカード支払いの貸方(右手)は「事業主貸」で大丈夫ですよ。

①F店でお店の文房具を3,000円買った。

日付 借方科目 取引相手 内容 金額 貸方科目 金額
7/1 消耗品 F店 文房具 3千 事業主貸 3千

まとめ

今回は毎月やること編を見てきました。

毎月やること編はそれなりにやることが多いです。

先延ばしにせず、毎月定期的にやるようにしてください。