【経費にならない!?】節税対策にならない借金の返済
タミナト税理士タミナト税理士

先日お客様から「借金の返済はいつにしたら節税になりますか?」と質問受けました。
残念ながら借金の返済をしても節税対策になりません。
今回は、借金を返済しても節税対策にならない理由を説明します。

こんな疑問ありませんか?
  • 借金の返済で節税できないか知りたい。
記事の内容。
  • 借入金元本の返済は経費にならない。
  • 経費になるのは利息の支払いだけ。
  • 経費にならないので、節税にならない。

節税の考え方の基本

節税対策って大事ですし、飲食店の方なら誰でも興味ありますよね。

節税対策の基本は「もうけ(所得)」を減らすことです。

この「もうけ(所得)」というのは、「収入-経費」で計算します。

なので、節税の方法は以下の2通りになります。

  • 収入を減らす
  • 経費を増やす

2通りあるといっても、税金のために収入減らすって意味ないですよね。

(ちなみに、売上を減らしたいからって、売上を抜いたりしては絶対いけませんよ。
飲食店では、売上を抜いていないかが税務調査で一番見られています。)

収入を減らすのは考えないとなると、いかに経費を増やすかが節税対策には大事です。

そこで「借金の返済をしたら、節税対策になりますか?」とお客様から質問頂いたので、ここでも解説してきますね。

結論からいうと、残念ながら借金の返済をしても、節税対策にはなりません…。

経費にならない借金の返済

「借金の返済をしたら、節税対策になりますか?」という質問ですが、お客様の考え方は以下だと思います。

借金の返済をする

→経費が増えて、もうけが減る

→もうけが減ったから、税金の支払いが減るはず

「もうけ」が減れば、税金も減るという税金の理解は素晴らしいです。

しかし、残念ながら借金の返済が経費にならないのです。

なぜ借金の返済は経費にならないの?

借金の返済が経費にならない理由ですが、簡単にいうとお金を借りたときに収入にしていないからです。

例えば、

金融機関からお金を借りる

→収入が増えて、もうけが増える

→もうけが増えたなら税金払え!

なんて嫌ですよね。

お金借りただけなのに、なんで税金を払う必要あるんだって文句言いたくなるでしょう

お金を借りたときに収入にしないからこそ、反対関係の借金を返済しても経費にできません

別に国がいじわるな考えをしているわけではないんですね。

借金の利息は経費になる

借金の返済は経費にならないのですが、利息の支払いは経費にできますよ。

利息は「お金を借りたことから生まれたコスト」って考えるからですね。

ただ、いまの時代だと利息ってそんなに高くないので、節税に大きな影響はありません。

 まとめ

借金の返済が節税対策になるかどうかを説明してきました。

残念ながら、借金を返済しても経費にはなりません。

逆に言えば、節税を考えずに資金繰りを考えられることになります。

いつ繰り上げ返済すべきかは考えやすくなりますね!