【特別な手続きは必要?】飲食店のための初めてのテイクアウト
タミナト税理士タミナト税理士

コロナの影響でテイクアウトを始めたお店も多いですよね。
今までテイクアウトやっていなかったら、テイクアウトって何か許可とか必要なのかな?とか気になりませんか?

こんな疑問に答えます。
  • テイクアウトに必要な許可を知りたい
  • テイクアウトのための準備を知りたい
経費になるかどうかのポイント
  • 新しい許可は基本的に必要ない
  • 消費税は「8%」で計算
  • 食品表示の義務はない
  • 衛生管理は店内販売の場合よりも要注意

テイクアウトをするのに特別な許可は基本的に不要

飲食店を始める時はどのお店も保健所から営業許可をもらってますよね。

この飲食店営業許可があれば、テイクアウトをするだけなら特別に別の許可を得る必要はありません

ただし、以下の場合には注意が必要です。

注意が必要な場合
  1. 移動車や屋台など厨房と販売する場所が違う場合
    移動車や屋台などで営業する場合は、販売する場所を管理する保健所の許可が必要になります。
  2. 飲食店営業許可だけでは販売が認められていないメニュー
    スイーツ(パンやケーキなど)をテイクアウトで販売する場合には、「菓子製造業許可」が必要になります。
    また、ハム・ソーセージ・サラミ・焼き豚などの食肉製品を扱う場合にも、「食肉製品製造業許可」が必要になります。
  3. アルコール類をテイクアウトする場合
    アルコール類の販売は、酒税法という法律で「酒類販売業免許」が必要となっています。

軽減税率(8%)で計算することを忘れずに!

テイクアウトは「8%」で消費税を計算します。

店内販売の「10%」で間違って計算しないように注意してくださいね。

特に多くの従業員がいるお店では、「8%」と「10%」の打ち間違いのうっかりミスが多くなりがちです。

テイクアウト用のボタンを設置するなどして、ミスが起きにくい仕組みも作ってください。

食品表示の義務はない

コンビニやスーパーのお弁当ってどんな材料を使っているかとか、タンパク質は何グラムとか細かく書いてありますよね。

コンビニやスーパーとかと同じことをやれって言われてもムリですよね…

ご安心ください。

店内で調理された料理をテイクアウトで販売する場合には、消費期限や原材料などの表示は必要ありません

テイクアウトの場合は衛生管理を普段よりも気を付ける

店内の料理だとお店の中で、料理を提供してからすぐに食べてもらえますよね。

だから、食事を提供する方としてもある程度安心して提供できます。

ですが、テイクアウトだとお客さんの好きなタイミングで食事をします。

しかも真夏の場合なんかだとすぐに料理が痛んだりして、最悪の場合食中毒が発生する恐れも高くなります。

生もののテイクアウト販売はやめたり、お客さんに出来るだけ早く食べてもらえるように注意を促したりなど注意を払いましょう。

テイクアウトをするときのオペレーションも考える

今までテイクアウトをやっていなかったお店だとテイクアウトの注文で混乱することもあると思います。

例えば容器一つとっても、どの容器を使って、どんな盛り付けるにするのか事前に従業員に教育が必要です。

また、デリバリーも行う際はどのエリアまでデリバリーをするのか、総額いくらからの注文でデリバリーが可能かなども事前に決めましょう。

電話口で結構聞かれますよ。

さらに、デリバリーをするときには余計に配達の人員確保も必要です。

シフトも見直ししましょう。

テイクアウトを始めたことの告知をしよう

店内POPで告知

店内でご飯を食べてる時って意外とお客さんは色んな所を見てます。

その時に、テーブルの上にテイクアウトをやっていることのPOPがあると、「あ、お土産に買っていってあげようかな。」ってなります。

のぼりや店外のPOP

お店の前の通行人にものぼりなどでテイクアウトをやっていることをアピールしましょう。

その場でテイクアウトを受けなくても、あのお店テイクアウトをやっていたなと認知が広がります。

SNSやグーグルマイビジネスでのアピール

飲食店ならインスタなどのSNSをやっているお店も多いですよね。

また、グーグルマイビジネスでもテイクアウトの設定ができるようになりました。

検索の多くがグーグルを使っての検索ですので、是非グーグルマイビジネスでのテイクアウトアピールもしましょう。

【関連記事】Googleマイビジネスでのテイクアウトの設定方法

まとめ

飲食店でのテイクアウトについて説明してきました。

テイクアウトに特別な許可は必要ありません。

コロナに負けないように新しい販売方法を考えましょう。