飲食店の共同経営
タミナト税理士タミナト税理士

飲食店を開業する時に友人で一緒に共同で経営をしようって方もいるかと思います。
この共同経営するときの確定申告ってどうするのでしょうか?
今回は共同経営するときの税金の話です。

こんな疑問に答えます。
  • 飲食店を共同経営するときの税金
  • 個人事業主で共同経営はできる?
記事の内容はこちら。

飲食店を共同経営するときの方法

  1. 2人とも個人事業主になる方法(結論、難しい)
  2. 一方が個人事業主、もう一人が従業員になる
  3. 法人(株式会社や合同会社)を設立し、両方役員になる

飲食店を共同経営するときの方法

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飲食店オーナー飲食店オーナー

飲食店を共同経営するときってどうすればいいんですか?


タミナト税理士タミナト税理士

共同経営するときはまずどのような会社にするかを考える必要があります。

その方法は3つあります。

共同経営するときの方法。
  1. 2人とも個人事業主になる【→結論から言うと、飲食店では難しい】
  2. 一方が個人事業主、もう一人が従業員になる
  3. 法人(株式会社や合同会社)を設立し、両方役員になる

2人とも個人事業主になる方法(結論、難しい)

タミナト税理士タミナト税理士

一つ目は2人とも個人事業主になる方法です。

結論から言えば、飲食店では難しい方法になります。

飲食店オーナー飲食店オーナー

なんで難しい方法なんでしょう?対等な立場の方が嬉しいんですけど…

タミナト税理士タミナト税理士

理由は、売上を分ける方法が難しいからです。

飲食店オーナー飲食店オーナー

単純に半分ずつじゃだめなんですか?

タミナト税理士タミナト税理士

お客様は飲食店に対してお金を払っていますよね?

だから、共同経営のどちらの売上かって区分できないんです。

飲食店オーナー飲食店オーナー

うーん…

タミナト税理士タミナト税理士

一番最後は税務署が認めてくれるかどうかだと思います。

税務署からすると、税金を安くするような按分をするんじゃないかってずっと警戒されることになると思います。

結論。

売上を分ける基準が難しいから、2人とも個人事業主は難しい

一方が個人事業主、もう一人が従業員になる

タミナト税理士タミナト税理士

2つ目は、一人が個人事業主とし、もう一人が従業員になる方法です。

飲食店オーナー飲食店オーナー

この場合は税金の問題はないんですか?

タミナト税理士タミナト税理士

この場合なら、税金の問題はありません。

普通に個人事業主が確定申告をするだけになります。

飲食店オーナー飲食店オーナー

税金上はそうなんですね。

…けど、対等な立場は難しいですよね

タミナト税理士タミナト税理士

そうですね。

一方は個人事業主としてオーナーになりますが、もう1方は従業員ってことでどうしても上下関係が生じると思います。

タミナト税理士タミナト税理士

また、個人事業主の名前で契約や借金をするので、どうしても個人事業主のオーナーの方がリスクを背負うことになります。

飲食店オーナー飲食店オーナー

税金上はそうなんですね。

…けど、対等な立場は難しいですよね

タミナト税理士タミナト税理士

そうですね。

一方は個人事業主としてオーナーになりますが、もう1方は従業員ってことでどうしても上下関係が生じると思います。

飲食店オーナー飲食店オーナー

また、個人事業主の名前で契約や借金をするので、どうしても個人事業主のオーナーの方がリスクを背負うことになります。

タミナト税理士タミナト税理士

リスクを背負うなら当然、それだけのお金欲しくなりますよね。

飲食店オーナー飲食店オーナー

最後は二人での話し合いになりますが、リスクに応じたお金の取り分をお互いに納得できるかが問題ですね。

結論。

税金上の問題はない。

ただし、立場の違いから二人の考えがずれていかないかが心配

法人(株式会社や合同会社)を設立し、両方役員になる

タミナト税理士タミナト税理士

最後の方法は、法人(株式会社や合同会社)を設立し、両方が役員になる方法です。

飲食店オーナー飲食店オーナー

法人を説明する場合だと、税金上も立場上も問題ないんですか?

タミナト税理士タミナト税理士

税金上は法人として決算すればいいですし、立場上も同じ代表取締役にすればいいと思います。

飲食店オーナー飲食店オーナー

じゃあ、法人作るのがベストみたいですね。

タミナト税理士タミナト税理士

もちろん、代表取締役が2人いても二人の間での関係で、どっちかが取引先と主に取引するみたいにはなると思います。

あくまで形式的な対等なので、最後は共同経営者二人の間でのコミュニケーションが大事になります。

まとめ

共同経営での飲食店経営は考え方が合わなくて難しいと言われます。

考え方のずれが起きるのは避けられないことなので、いかにお互いに納得できる形にするかが大事だと思います。

そのうえで、せめて立場だけでも対等だと長く続けやすいのではないでしょうか。