【飲食店の基本帳簿】現金出納帳の書き方からエクセル・アプリの紹介まで
こんな疑問に答えます。
  • 飲食店の基本の帳簿を知りたい
  • 現金出納帳を作る理由を知りたい
  • 現金出納帳の作成方法がわからない
  • 便利に現金出納帳を作る方法が知りたい

タミナト税理士タミナト税理士

現金出納帳(げんきんすいとうちょう)って聞いたことありますか?

現金出納帳は毎日の現金の動きを書く帳簿飲食店の基本の帳簿です。

作成する理由と、作成の方法、作成に便利なアプリの説明までしていきますね。

記事の内容はこちら!
  • 飲食店の基本の帳簿は「現金出納帳」
  • 現金出納帳は「税務調査対策」や「盗難対策」になる
  • 現金出納帳の作成は家計簿と同じ
  • 現金出納帳にはTaxnoteというアプリがおすすめ
エクセルのダウンロードはこちら。

現金出納帳書き方

飲食店の基本の帳簿は「現金出納帳」

飲食店の基本の帳簿は「現金出納帳」です。

現金出納帳というのは、毎日の現金の動きを表している帳簿です。

どの事業でも「現金出納帳」は大事なのですが飲食店は現金商売なのでより「現金出納帳」の重要度が高いです。

現金出納帳を作成する目的


現金出納帳を作成する目的をもっと詳しく説明しますね。

理由は2つです。

現金出納帳を作成する目的。
  1. 税務調査対策のため
  2. 現金の盗難を防ぐため

目的①税務調査対策のため

飲食店ではキャッシュレス決済がすすんできているとはいえ、現金でのお金の受け渡しが基本となります。

このような現金商売の仕事だと、税務調査の方法も一般的な税務調査とは違ってきます。

一般的な税務調査では、事前にいついつお伺いさせていただきますねと事前に予告があります。

しかし、飲食店のような現金商売だと事前の通知がなく、突然税務調査にやってきます

なぜ突然やって来るのでしょうか?

それは、売上を抜く行為が簡単にできるからです。

売上を抜くとは、お客さんから預かった現金をお会計をせず(売上を計上せず)にそのままポケットにいれてしまう行為です。

例えば、銀行振り込みの場合には、通帳に足跡が残るので売上は抜きにくいですよね?

現金商売だと売上を抜いたりするような行為を防ぐために突然調査に訪れるのです。

そのときに、現金出納帳をつけているお店だと現金の動きを客観的に説明することができます。

また、レジの中の現金と現金出納帳の現金の金額が一致していることを説明できれば、このお店は売上は抜いていないだろうと見てもらえます。

目的②現金の盗難を防ぐ

レジでのお会計をアルバイトや社員に任せてしまっている場合、現金が盗まれてしまうことは残念ながらあります。

この盗まれたという事実をすぐに察知するためには、毎日の現金の動きを現金出納帳に記入し、

現金出納帳の金額」と「レジの中の金額」が一致していることを確認することが必要です。

また、従業員としても現金の管理をしっかりやっているお店ってことを認識していれば、

盗んだ時にすぐにばれてしまうだろうと恐れ、結果として出来心をおさえることが出来るかもしれません。

現金の管理をしっかりとし、従業員もあなたも気持ちよく過ごせる環境を作るためにも現金出納帳の作成は大事です。

飲食店の現金出納帳の書き方

イメージは家計簿と同じ

    現金出納帳の作成はイメージとしては家計簿とおんなじです。

    売上で現金があったら、入金額に記入。

    材料を買う等で現金を支払ったら、出金額に記入。

    そして、1日の最後に現金出納帳の現金残高」と「レジの中のお金一致することを確認します。

    勘定科目はある程度あっていれば大丈夫

    現金出納帳の作成でよくある疑問点としては、勘定科目をどれにすればいいかわからないということです。

    勘定科目はある程度あっていれば大丈夫です。

    会計事務所によってもどの勘定科目を使うかはルールが違いますし、法律で決まっているものではありません。

    といっても、ある程度の目安を知りたいと思いますので、よく使う勘定科目を書いておきます。

    勘定科目参考例
    • 一日の売上の合計→勘定科目は「売上」
    • 食材を買った→勘定科目は「仕入」
    • お酒やドリンクを買った→勘定科目は「仕入」
    • 給料を支払った→勘定科目は「給料支払」
    • お店で買った小さな消耗品→勘定科目は「消耗品費」
    • ガス・電気・水道代→勘定科目は「水光熱費」
    • チラシを作成した→勘定科目は「広告宣伝費」
    • 電話代を払った→勘定科目は「通信費」
    • 税金を払った→勘定科目は「租税公課」

    実際の記入例

    現金出納帳の作成で大事なのは誰が見ても理解できるということです。

    自分が見返すのはもちろん、他人が見たときによくわからないっていうのは問題です。

    例題)

    1. 4月1日の営業後の現金残高 3,000円
    2. 4月2日 1日の売上5,000
    3. 4月2日 スーパーで食材を400円買った
    4. 4月3日 1日の売上3,500
    5. 43日 100円ショップで文房具を200円買った。
    日付
    (4月)
    勘定科目摘要(内容)入出金額残高
    1日3,000
    2日売上現金売上5,0008,000
    2日仕入食材購入-4007,600
    3日売上現金売上3,50011,100
    3日消耗品費文房具購入-20010,900

    現金出納帳のおすすめのツール

    現金出納帳は何で作っても問題ありません。

    今回はエクセルで作る方法、アプリで作る方法を紹介しますね。

    現金出納帳のエクセルでの作り方(紙への印刷も可能)

    私の事務所でお客さんに使ってもらっている現金出納帳になります。

    書き方は先ほど説明した通りです。

    現金出納帳の書き方。

    ステップ1:毎日の現金の動きを記入する。

    ステップ2:一日の終わりに「レジの現金」と「帳簿の金額」が一致していることを確認する

    ステップ1:毎日の現金の動きを記入する。

    ステップ2:一日の終わりに「レジの現金」と「帳簿の金額」が一致していることを確認

    現金出納帳のエクセルのダウンロード

    現金出納帳のエクセルはこちら

    会計ソフトの入力に役立つエクセルにしました。

    私の事務所の現金出納帳では、「何を」買ったか(使ったか)を書いてもらっています。

    理由は会計ソフトに入力時に勘定科目の推測に役立つからです。

    私のおすすめしている会計ソフトfreeeだと「どのような支払いをしたか?」を選べば勘定科目を選べるようになっています。

    なので、勘定科目がわからない人はfreeeの入力時に勘定科目を選べばいいように工夫しました。

    会計ソフトfreeeってどんなソフトだろって興味持った方はこちら

    アプリならTaxnoteがおすすめ

    弊事務所では「Taxnote」というアプリでお客さんに現金出納帳を作成してもらっています。

    Taxnoteが手軽すぎて、エクセルでの入力には戻れないってお客さんもいます。

    Taxnoteが優れた理由は、

    Taxnoteのメリット。
    • スマホで現金出納帳を作成できること
    • 操作が簡単で簡単に覚えられること
    • データをクラウド会計にそのまま取り込むことができること

      特にクラウド会計に取り込める機能が嬉しいんですよね。

      飲食店オーナーのあなたが自分で確定申告をする場合には、

      日々の現金出納帳の記録Taxnoteで行って、

      Taxnoteのデータを会計ソフトfreeeに取り込むことで確定申告を時短でできますよ。

      まとめ

      飲食店の現金出納帳の作成について書いていきました。

      現金出納帳は税務調査や盗難対策にも大事です。

      また今の時代なら便利なアプリや会計ソフトで効率的に記帳ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。