創業計画書の書き方。第1回創業の動機編
飲食店オーナー飲食店オーナー

「今まで計画書って書いたことないな。日本政策金融公庫から融資を受けるには、創業計画書ってのを書く必要があるって聞いたけどどうやって書けばいいんだろ。」

こんな疑問に答えます。
  • 創業計画書の「創業の動機」の書き方がわからない
  • 「創業の動機」でのやる気のアピールの仕方がわからない
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「創業の動機」の記載ポイントは やる気

やる気のアピール方法の3つのポイント

  • 計画性
  • これまでの経験
  • 周りからの協力体制

【第2回~経営者の略歴編~】飲食店の事業計画書の書き方

【第3回~取り扱い商品・サービス編~】飲食店の事業計画書の書き方

【第4回~取引先・取引関係等編~】飲食店の事業計画書の書き方

【第5回~従業員編~】飲食店の事業計画書の書き方

【第6回~お借入の状況編~】飲食店の事業計画書の書き方

【第7回~必要な資金と調達方法~】飲食店の事業計画書の書き方

【第8回~事業の見通し編~】飲食店の事業計画書の書き方

事業の動機のアピールポイントはやる気

事業計画書の一番最初の記入項目は「創業の動機」です。
なぜ一番最初に動機を書くのか?

理由は、開業者の「やる気」が飲食店を経営するうえで一番大事からです。

では、その「やる気」をどうアピールするのか。
ただ、すごく熱い人間で絶対成功しますと面談でアピールしても伝わりません。

 今回の記事では、やる気のアピール方法を3つのポイントから説明していきます。

「創業の動機」の記載ポイント①計画性

思いつきで起業しようと思ったではなく、どれくらい事業に向けて計画的に行動してきたのかを書きます。

例えば、事業の夢を叶えるために飲食店で5年修行をしてきた。
脱サラの夢を叶えるために、ラーメン屋を300件巡って調査を行った等

「やる気」があれば何かしら計画的な行動を起こしているはずです。
その計画性のある行動をアピールしましょう。

また、この計画性は数値面でも「自己資金」をどれだけ貯めてきたという形で表れてきます。

だから自己資金は大事なんですね。

アピール例

×→「事業をするのが昔からの夢だった。」

〇→「事業を始めるのが夢で、飲食店での修行を5年間行い、調理技術や店長として店舗ノウハウを得たため。」

「創業の動機」の記載ポイント②これまでの経験

担当者の方は実際に開業を予定するあなたの料理の腕を知りません。
となると、その方がどれだけ飲食業で経験を積んでるかを重視します。

実際に以前担当したお客様の時に私と公庫の担当者の方で以下の会話をしました。

融資担当者融資担当者

「開業予定者さんはどこで働いているのですか?」


タミナト税理士タミナト税理士

「宇都宮の店舗で今2年間働いてます。」


融資担当者融資担当者

「そうですか。(少し言いにくそうに)審査の上では勤務経験が重視されるのですが…」

タミナト税理士タミナト税理士

「あ、宇都宮の前で東京で4年間働いていますよ。」


融資担当者融資担当者

「(急に明るく)そうなのですか!それなら経験は大丈夫そうですね。」

その後の融資が下りた連絡を受けた際も、経験があったのが大きかったですと伝えられたため、勤務経験は大事なのだと感じます。

「創業の動機」の記載ポイント③家族や周囲からの協力体制

飲食店の経営は一人ではできません。
料理を作って、接客して、お会計して、帳簿を付けて…
どれもオーナーが一人でやってたら大変ですよね。

 創業の動機の中には家族から理解をもらっており、周囲から応援してもらっていることをアピールしましょう。

創業の動機記入例

記載例

イタリアンレストランでの修行を東京で8年、神奈川で5年してきました。

調理師学校に通っていたころから、将来は自分のお店を持ちたいと考え、他のイタリアンレストランに店舗研究をするために合計200件食べ歩きに行きました。
目標としていた自己資金がたまったことと、家族からの後押しも得られるため開業の決意をしました。

上記のように、「計画性」「これまでの経験」「家族や周囲からの協力体制」を踏まえて書きましょう。

また説得力を持たせるために、数値を記載するのもポイントになります。

まとめ

「創業の動機」のやる気のアピールには

  1. 計画性
  2. これまでの経験
  3. 家族・周囲からの協力体制

を記載しましょう!