青色申告と白色申告の違い。メリット・デメリット
飲食店オーナー飲食店オーナー

「青色申告だと節税できるって聞くけどどんな申告なんだろ?
白色申告との違いもよくわからないし、大変とも聞くし、どんなメリットがあるのかな?」

こんな疑問に答えます。

・青色申告と白色申告の違いを知りたい。
・青色申告のメリットを知りたい。

青色申告の特徴はこちら!

・青色申告にすると白色申告より節税ができる。
・青色申告は難しくない。会計ソフトを使えばカンタン!

青色申告の節税メリットとは?白色申告とどう違うの?

青色申告って何をすればいいのかわからないし、メリットもよくわからないから、なんとなく簡単そうな白色申告でいいかなって考えたりしますよね。

しかし、青色申告には節税できるという大きなメリットがあります。
税金の支払いはできるだけ少なくしたいですよね。

 今回は青色申告の節税メリットと青色申告のやり方を説明していきます。

青色申告承認申請書の書き方が知りたいかたはこちら
【見本付き】飲食店の青色申告承認申請書の書き方

青色申告にすると家事関連費を経費にできる

家事関連費とは「仕事とプライベートとが混じっている費用」です。

たとえば、自宅兼店舗で飲食店をやっている場合、家賃は飲食店とプライベートの両方に使っているので、家事関連費になります。

この店舗の家事関連費を経費にできるかどうかは、青色申告と白色申告で変わってしまいます。

ここが違う。

青色申告:事業のために使ったと証明できれば経費にできる(50%以下でもOK!)

白色申告:事業のためにおおむね50%以上使った場合には経費にできる

自宅兼店舗の家賃で説明すれば

青色申告:店舗の面積が自宅のうちの20%部分であっても、20%分の家賃を経費にできる

白色申告:50%以下なので、20%分の家賃を経費にできない

家事関連費を経費として計上できるかどうかの基準 青色申告 白色申告
50%以上が経費にできるかどうか
50%以下でも経費にできるかどうか ×

 

青色申告と白色申告では経費にできるルールが違っているので、経費を多く計上できる青色申告の方が節税になります。

青色申告なら3年前までの赤字を今年の黒字と相殺できる

青色申告には「純損失の繰越控除」といって、3年前までの赤字と今年の黒字を相殺できるルールがあります。

白色申告にはこのルールはありません。

飲食店だと、景気の良し悪しに影響されますので、売上がいい年もあれば、悪い年もありますよね。

売上が悪い年で赤字が出てしまった分を、3年間は繰り越して黒字と相殺することができるので結果的に税金の金額が少なくなるのです。

違い

青色申告:3年間赤字を繰り越すことができる

白色申告:赤字を繰り越すことはできない。

青色申告なら家族へのお給料を経費にできる

飲食店の方だと、家族でお店を切り盛りしてるケースも多いですよね。

家族でお店を切り盛りしていて、家族に給料を払っている場合もお給料を経費にできるかどうかは青色申告と白色申告とで違ってきます。

ここが違う!

青色申告:家族への給料も経費にできる

白色申告:配偶者のお給料は86万円までしか、家族へのお給料は50万円までしか経費にできない

ちなみに、青色申告をしただけでは家族への給料を経費にはできません。

家族への給料を経費にするには、「青色事業専従者給与に関する届出書」の提出が必要になります。

青色事業専従者給与のメリットを詳しく知りたい方はこちら
【青色事業専従者給与】メリット・手続き・金額の目安は?

青色申告なら所得を65万円少なくすることができる

税金はその人が1年稼いだ所得によってかわります。

なので、この所得を少なくするために経費を多く計上したりするのですが、青色申告で申告を行えば、65万円分の経費を使ったのと同じ効果を得られます。

ちなみに、白色申告ではこの65万円の特典はありません。

ここが違う!

青色申告:特典として65万円分を控除(経費)として認めてくれる

白色申告:特典なし

料理人料理人

「なんでこんな特典を認めてくれるんだろう?
やっぱり、うわさで聞いていたとおり青色申告ってすごく面倒なのかな?」

たしかに税金の特典があるということは、それなりの負担があります。

しかし、その負担は実はたいしたものではないです。

なぜなら、今の時代なら会計ソフトを簡単に使えるからです。

青色申告は会計ソフトを使えば簡単にできる

簿記に触れたことがないと、青色申告は難しいってイメージがあるかもしれませんが実は今の時代だと会計ソフトを使えば簡単に青色申告をできます。

会計ソフトfreeeなら、飲食店の方でも直感的に入力ができます。

お小遣い帳みたいな感覚でできるというとわかりやすいでしょうか。
【飲食店税理士監修】飲食店におすすめの会計ソフトfreeeとは?

まとめ

青色申告だと白色申告に比べ、節税のメリットがあります。

ちょっとだけ面倒というデメリットはありますが、会計ソフトを使えば簡単に青色申告できます。

なので、ぜひ青色申告に挑戦してみてください。