【飲食店税理士が教える】新メニューを試作したときの勘定科目

飲食店オーナー飲食店オーナー

「新しい料理を試作するために材料使ったんですけど、勘定科目はどうすればいいんですか?」


タミナト税理士タミナト税理士

「新メニューの開発って大事ですもんね!
オープンの前の試作なら→開業費
オープンした後の試作なら→研究開発費です」

こんな疑問に答えます。
  • 飲食店で試作をしたときの勘定科目を知りたい
  • 仕入高で処理しちゃダメなのか知りたい。
記事の内容。
  • オープンの前の試作なら→「開業費」
  • オープンした後の試作なら→「研究開発費」
  • 仕入高でも税金計算上問題ないが、仕入高に含めると原価率が適切に把握できない。

開業前後で違う!試作をしたときの勘定科目!

飲食店だと新メニューの開発って売上アップのために大事ですよね。

新メニューの開発の時にも仕入れた材料の勘定科目は「仕入高」ではありません。

試作をしたときの勘定科目。
  • オープンの前の試作なら→開業費
  • オープンした後の試作なら→研究開発費

オープン前の試作なら「開業費」

オープン前の試作は「開業費」という勘定科目を使います。

「開業費」という勘定科目は、オープン前までに使った経費をまとめる科目です。

特徴としては、「費」という言葉をつかっていますが、経費ではないんです。

飲食店オーナー飲食店オーナー

え?オープン前の材料は経費にできないんですか?

タミナト税理士タミナト税理士

いいえ、開業費は経費にできる時を選べるもので、節税効果の高いものなんです。

開業費は経費ではなく、会計上は「資産」というものに分類されます。

会計用語を覚えるのは必要はないので、

「経費にできる時を選べる→節税効果がある貯金みたいなもの→だから資産なんだ!」くらいの理解で大丈夫ですよ。

「開業費」に分類された試作の材料代は、飲食店の利益が出たときに貯金を取り崩す感覚で、「資産」→「経費」にしていきます。

オープン後の試作なら「研究開発費」

オープンした後の試作なら「研究開発費」になります。

新メニューの開発に使ったから、「研究開発費」なんだってわかりやすいですね。

原価率の管理ができないから、「仕入高」を使うのはオススメしない

飲食店オーナー飲食店オーナー

いつも使っている「仕入高」を使っちゃだめなのですか?

タミナト税理士タミナト税理士

「仕入高」を使っても経費にはなるので、税金計算上間違いはおきません。しかし、原価率の管理するうえで問題があります。

原価率って飲食店だと大事な経営指標ですよね。

もし試作のための材料代が「仕入高」に入っていると、売上と関係ない試作費が原価率に混ざってしまうので、原価率の比較ができなくなってしまうのです。

だからこそ、試作のための材料代は「研究開発費」に含める必要があるんです。

まとめ

試作のときの勘定科目の話をしてきました。

タミナト税理士タミナト税理士

こちらで飲食店の勘定科目をまとめてますので確認してください。

【飲食店税理士が教える】飲食店でよく使う勘定科目の一覧表