Q「【飲食店の経営】収支の目安はどれくらいでしょうか?」

「【飲食店の経営】収支の目安はどれくらいでしょうか?」

あなたは飲食店の収支の目安って知ってますか?

料理は得意だけど、数字とかは苦手なシェフや料理人の方って多いかと思います。

けど、収支計画を立てるときにも、開業した後においても収支の目安くらいは知っておきたい…

 

今回は飲食店の収支の目安をお伝えしながら、目指すべき利益はいくらなのかお伝えしていきます。

飲食店での収支の目安は総費用を売上の90%以内に抑えること!

一般的な飲食店の収支の目安

飲食店の経営で目安となるのは「10%以上の利益の確保」言い換えれば、「総費用を90%以内に抑えること!」と言われています。

 

けど、費用っていってもFLコストからおしぼりやお箸まで様々なものがありますよね。

 

以下で費用の目安を示しましていきます。

科目内容売上に対する割合
材料費料理自体の原価

ドリンク原価

合計30%
人件費オーナーの人件費(オーナーがお店に出て働く場合)

社員・アルバイトの給料

交通費

社会保険などの法定福利費

求人費

合計30%
地代家賃物件の家賃10%
水道光熱費電気・ガス・水道代金5%
販売促進費チラシなどの広告費

クーポンなどの販促費

2%
雑費消耗品費

事務用品費

修繕費

通信費

税金

保険料などなど

13%

飲食店の経営においては様々な費用が発生し、コストが多くかかります。

しかし、「10%の利益」が確保できれば、2店舗目の出店なども考えることができ成功だと考えられています。

 

ただ上の表のように、一般的な経費の内訳は言われていますが、実は飲食店といっても和食から居酒屋まで様々な業種がありますよね。

 

以下ではもっと具体的に業種ごとの細かい原価を見てきます。

 

業種ごとのFLコストを知って自店の目安にしてみよう!

すし店一般食堂中華料理店料亭喫茶店バー
原価率433735352917
人件費率293432333637

 

(日本政策金融の「新たに飲食業を始めるみなさまへ 創業の手引+」より一部抜粋)

上記のようにすし店とバーでは倍以上原価率が異なります。

おすし屋さんはネタが大事ですので、その分原価が高くなっているんですね。

反対に、バーではドリンクが中心ですし、その分接客に経費を投入しているのだと思います。

 

このように業種ごとに原価率と人件費率は大きくことなります。

そのため、収支を確認する時には自分の業種と比較していきましょう。

 

家賃と広告費はコンセプト次第

上の表で地代家賃は売上の10%が目安とお伝えしました。

また、売上を増やすためにはある程度の広告費も必要です。

 

この家賃と広告費ですが、反対の関係にあるとも考えられます。

 

つまり、

家賃に大きく費用をかけることによって、いい立地と呼ばれるところに出店し、認知を早め、その分広告費を少なくするというコンセプトもあれば
家賃↑アップ広告費↓ダウン

反対に、

店舗を少し目立たないところに出店して家賃を減らし、その分の集客力の低下を広告費でカバーするというコンセプトもあります。
家賃↓ダウン広告費↑アップ

 

上記のように、コンセプト一つをとっても、飲食店の経費の内訳は変わってきます。

そのため、一般的な費用の内訳は意識しながらも、「ゼッタイこれじゃなきゃダメということはない」と覚えておいてください。

「まとめ」

飲食店の収支の内訳を説明しました。

ただ、お店の業種やコンセプトによって、費用の内訳は変わってきてしまいます。

 

大事なことは「利益の10%の確保」「総費用を売上の90%」に抑えることです。